2017-08

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療育について 2

■検査

前回「療育について 1」はこちらです。

 検査は2種類行われました。言語検査と心理検査です。検査は母親が一緒に行きました。母親の話では、どちらの検査もその名前からは想像できるものではなく、検査される先生が子供と一緒に遊びを通してその子供の能力を推し量っているような、どちらも知能検査のように感じました。
 母親は冷静にその様子を観察できたようです。検査までの長い時間が、子供の発達障害かもしれないという事実を受け入れる準備が与えたかのようでした。子供がどのように検査を受け、何が出来て、何が出来なかったかを教えてくれました。
 また、その検査の様子を聞くことは、私にとっても子供の障害という事実の受け入れの準備の一つになりました。

 結果を聞く日がやって来ました。検査結果を聞くときには私は仕事を休み、妻と2人で病院に行きました。私は結果を専門の人間の口から聞く直前まで、受け入れる準備を整えながらも「そんなことはないハズだ。大丈夫。」と思い込むことを繰り返しやっていました。
 しかし、その時はやってきます。先生の言葉からは子供の状態の説明と「軽度の発達障害にあたる」という言葉がありました。延々と繰り出される言葉は私の望んでいた内容とは異なる意味を持った言葉です。先生の口から出てくる言葉の調子は、機械的でありながらも少し相手を気遣う丁寧さと相手の反応を確認する慎重さを含んでいました。その人は何度も見てきたのでしょう。今、目の前にいる、真実を表現している言葉の受け入れに躊躇する人達を。言葉を途切れさせることなく、表現が小さく砕かれ、相手の耳に届くように。言葉が蓄積され、真実を構成していました。
 妻は泣いていました。しかし、目は説明を繰り返す人を確実に捕らえていたようです。事実を受け入れていたようです。泣いていますが落ち着いています。そして、話の内容を細かく理解していました。

 一通りの説明の後、一息ついて先生に質問しました。
「今後はどうすればいいのでしょう。どのように二男に接していけばいいのでしょうか。」
先生は答えました。
「とりあえず、月一回の言語訓練からはじめましょう。まだ、物事の理解は難しいですから、無理に教えようとはしないでください。拒否されてしまうことがあります。他の人より成長がゆっくりです。社会に出たときに困らないように、良い習慣を身に付けさせるように丁寧な躾をしてください。良い生活パターンで育児を行ってください。」

 うちに帰って話をしました。
「なんか、ホッとした。」
育児の仕方が問題ではなかったからです。ひとつ大きなプレッシャーから開放されました。
「なんか、いままでそういう人達を差別していた。そういう人達が嫌だと思っていた。」
障害で発達の遅れた人達を、自分が差別をしていたと感じました。ある教育者が書いた本で、「差別をしないことが大事なのはわかっている。問題は差別していることに気がついてどうすべきか考えることである。」と言っていたことを思い出していました。やっとその本当の意味を理解しました。

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前回の続きをアップするのに約一ヶ月もかかってしまいました。
このシリーズは地道にやっていきたいと思います。
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テーマ:発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - ジャンル:育児

コメント

そうでしたか。。。
奥様はしっかりされた方ですね。
子育て父さんも。
この時期に、夫婦で同じ理解で協力体制を組むのは難しいと思うのですが、もうそれはクリアしていらっしゃる。
これは、なかなかできる事ではありません。我が子の事でも、受け入れない親御さん、沢山いますもん。
『躾』がキーポイントになってくると思います。(私個人の勝手な考えですが)
伝わらないため、強く言う、叱る、怒る、はあまり効果的ではありませんし、逆効果になりそうです。伝わりにくい子に伝える方法、良いこと 悪いことをつたえるコツ、そして夫婦間での決め事など話合われるといいですね。
しかし、月に一回の訓練ですか?その他は保育園のみですか?

お待ちしておりました…

「なんかホッとした」…わかる気がします。
うちの子はなんで?なんなの!?と思い悩んでいた頃に比べたら、格段に冷静で穏やかな気持ちの自分です。
実はうちも先日やっと病院で発達検査を受けられ(それまでは落ち着かずに検査続行不可能でした)、今度結果を聞きに行きます。
夫が一緒に行ってくれるといいのですが、私に任せると言います。だからご夫婦で足並みが揃っているのがうらやましいです。

コメントありがとうございます。

■KOMAさんへ
 コメントありがとうございます。
 そうですね躾がポイントになるのかなと思います。しかし、つい感情的になってしまうことが多くて、なかなか思い通りにはなりません。
 訓練は月1回です。少ないのですか?検査を受けた県の施設の先生に言われた言語訓練だけす。情報収集が足りない?

■かずさんへ
 発達障害であることを知って、ショックよりもホッとしました。冷静になれました。事実を最後まで拒んでいたんだと思います。
 旦那さんも、もしかしたら事実の受け入れを拒んでいるのかもしれません。先生に直接言われれば拒否しがたいですから...。逃げ道をふさがないように、こちら側を向いてくれるようやさしく接してみるのがいいかもしれません。一番協力して欲しい人だから...。

こちらでははじめまして^^

他ではお会いしてますので簡潔に___私は皆さんより少し先輩 中学生の自閉の子を持っています。
幼少期の言語訓練 もしくは療育訓練のようなものは親のケアも兼ねてる事がほとんどです。
ちょっとしたこつの様なものを教えてもらえる事も多々ありますので すすんで行かれるのをお勧めします。方法や回数にそう選択肢はなく 姿勢の様なものだと思うといいですね。

まだまだ 先が見えず 不安な事もいっぱいあるとお察ししますが 保母も長年やっている経験上 子育ての苦労というものは 健常でも 障害でも 平等にあります。
なるべくグレーの部分を作らない事 何でも一貫して繰り返しやる事 ビジュアルに強いので手順などは絵や写真を活用する事
こだわりを生活リズムに応用する事。


親ができる事も 子供達ができる事もたくさんあります^^
一足お先で地ならしをしておきます
一緒に子育てを楽しみましょうね

コメントありがとうございます。

■pikaさんへ
 コメントありがとうございます。
 療育(言語訓練)へは月1回行っています。たしかに、先生から家での対応のコツみたいなものを教えていただいているという感じです。
 これからも機会あればいろいろ教えていただければありがたいです。またこちらに訪ねて来てください。

療育・訓練

私の住んでる地域の療育・訓練をアップしました。あまり詳しくはないですが。。。
また、どんな事を実際に援助していただいているのか、綴っていきます。お暇がありましたら、またお越し下さい。

ありがとうございます。

 ありがとうございます。
 私のすんでいる地域は田舎だからなのか、県の療育センター以外に知りません。 情報収集が足りないかも...どこに聞けばいいのか。行政機関か、やっぱり。

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プロフィール

子育てお父さん1970

Author:子育てお父さん1970
子供3人
 長男:小学6年生、モーグル選手が目標
 二男:小学3年生、発達障害を抱える
 三男:小学1年生、スキーが好き!
本人の趣味
サッカーとスキー
冬は猪苗代で子供にスキーを教えています。
スペシャルオリンピックスでも活動中です。
バンド活動もしたい

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